「皆さまの大きな冷蔵庫を目指して」
皆さまのご家庭にある冷蔵庫、その中には何が入っていますか?
冷蔵室には牛乳やお茶、ビールなどの飲み物類が、また、バターやマーガリン、そしてマヨネーズ、ジャムなど。野菜室には野菜・フルーツが、そして冷凍室にはお肉や冷凍食品など食品類が入っているのではと思います。
その冷蔵庫ですが、大型版の冷蔵倉庫が全国各地にはたくさんあります。
身近なところでは私のふるさとにもある漁協の水産品を入れる冷蔵倉庫、農畜産地域にある野菜・フルーツ・肉などを冷やす冷蔵倉庫。また近年大型化するスーパー・コンビニ他向けの流通型冷蔵センターは交通に便利な高速道路沿いなどにあります。そして輸入食品に頼る我が国では、東京・横浜・大阪・神戸など全国の港湾エリアに多数の冷蔵倉庫が建っています。
この冷蔵倉庫ですが、近年需給バランスが崩れつつあり全国で満庫状態が続いています。エリア別では全国主要12都市の内、東京・横浜・神戸の3地域で庫腹占有率が100%を超えています。
では冷蔵倉庫が満庫になる主な要因は何でしょうか。それは冷蔵倉庫スペースの供給に対し需要の方が勝っているためです。
しかし、これから益々人口が減ることが予想される我が国で、なぜ需要が勝っているのでしょうか?理由は色々と考えられますが、一つに皆さまの生活スタイルの変化があるのではないでしょうか。例えばこの10年で増えたものには冷凍食品、畜産品、畜産加工品、農産加工品などが挙げられます。製品、半製品の加工食品が増えることで保管するものの容積が大きくなることが一つの大きな要因ではないかと思います。
また最近はコロナ禍で少し落ち着いてきてはいますが、近年はインバウンド需要が旺盛なこと、そしてTPP11や日米貿易協定など続々と貿易協定が結ばれていることも輸出入が伸びて冷蔵倉庫が慢性的に満庫になる要因と言われています。
そんな中、日新では2021年3月東京都大田区平和島で新たに「冷凍冷蔵物流センター」をオープン致します!
ロケーションは海上・航空の玄関口である東京港・羽田空港から至近距離にあり、また大田区ですので都心へのアクセスは抜群です。
設備についてはもちろん最新で、一例としてセキュリティー対策では合計28台の監視カメラを完備しています。また非常用電源を屋上に設置しておりBCP対策を行っています。
東京モノレールの流通センター駅から歩いて5分と交通の便も非常に良いところです。
日新では皆さまの大きな冷蔵庫を目指し、より良いサービスをご提供する所存です。更に詳しい情報はお問い合わせ頂けますと幸甚です。ご連絡をお待ちしています! (M.T.)