春のお花見シーズン到来!お酒の流通事情とワイン輸入に欠かせないリーファー輸送
花粉がつらい日々が続きますが、そろそろ暖かくなってきましたね!
さて、お花見も近づいてきましたね。そこで今回は、お酒を取り扱う商社、メーカーの特徴を紹介したいと思います。
1. ビールと商社の深い歴史
まず、ビールが日本に普及したのは明治時代になります。
当時は三菱や住友をはじめとした、いわゆる商社がリードしました。そして、ビール醸造技術の導入や一般化に貢献してきたのです。
その後、各商社は自身の傘下となるビール会社を設立します。具体的には、三菱財閥はキリンビールを設立しました。また、住友財閥はアサヒビール、芙蓉財閥はサッポロビールです。
このように、各財閥や商社はその莫大な資本力を背景にしました。そして、それぞれの会社を発展させてきたのです。
したがって、こういったところにお酒と商社のつながりの強さを感じさせます。
また、なかでもサントリーは三和財閥系の協力を得ながら発展しました。
独自の強みは、幅広い種類のお酒を取り扱うことです。そのため、ビールのみならず、ウイスキー等も手掛けています。BOSSに代表される一般的な飲料を通じて業界の発展に貢献していると言えます。
戦後の財閥解体で、それぞれのビールメーカーは財閥から独立していきました。しかし現在でも、各商社ごとのイベントで使用されるビールには特徴があります。前述に挙げた、各メーカー産のものを使用することがほとんどになっております。
つまり、ビール一つを取り上げても日本の歴史を感じてしまいますね。
2. ワイン輸入と厳密な温度管理(リーファーコンテナ)
さらに、ほかにも忘れてはならないのが、ワインですね。
ワインは海外から輸入されるものが多くを占めます。例えばフランス、スペイン、イタリアといった国々が代表例です。
特にワインはお酒の中でも、温度管理が非常に厳しいです。リーファーコンテナを使用して輸送しなければ風味や味が損なわれてしまいます。
よく海外ドラマでワイン蔵の中で銃撃戦をする場面があります。しかし、業者の方がご覧になったら、悲鳴を上げてしまいそうですね。(キングスマン2など)
3. お酒を安全に届けるための物流の役割
そのため、そうした厳密な温度管理を維持していく必要があります。商社には信頼と実績のある物流企業を探していかなければなりません。
くわえて、輸送中には天候不良や破損などといったトラブルもあります。これらにも適切に対処していく必要があります。実際に業務にあたっている方はご存じかと思います。個装のみならずパレットに積まれるときも多くの梱包材を使用します。そうして、ボトルの安全性を保っているのです。
さらに、無事に輸送できたとしても安心はできません。通関トラブルで流通が止まってしまう場合もございます。
したがって、商社はお客様のもとにお酒を届けるために尽力しています。各種法令や書類の不備がないかを入念にチェックします。なおかつ輸送上のリスクも考慮したうえで輸入を行っています。
いかがでしたでしょうか。
こうした背景も考慮すると、普段飲んでいるお酒も違って見えます。ひときわ味わい深いものになるのではないでしょうか。
今後も当社はお客様とともにお酒をはじめとする食品の流通に貢献してまいります。よろしくお願いいたします。(Y.N.)
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本文にもある通り、ワインやクラフトビールなどの輸入において、温度変化は最大の敵です。日新では、産地のワイナリーから日本の倉庫まで、指定温度を一定に保つ「リーファーコンテナ(定温コンテナ)」を活用した一貫輸送(コールドチェーン)を提供しています。複雑な酒類の通関手続きと併せて、ぜひ物流のプロにお任せください。
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当サイトのコラムは、日新の現役社員(通関士・輸送手配担当・営業担当など)が、日々の業務で培った経験をもとに自ら執筆しています。
文章のプロではありませんが、「物流のプロ」として、現場のリアルな空気感や専門知識を、等身大の言葉でお伝えできれば幸いです。
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