「せいろ蒸しのすすめ」

点心のせいろ蒸し

せいろを使った料理は難しそう?
そんなイメージをお持ちの方、いらっしゃいますか?
実は、せいろは少し使い方に気をつけるだけで、30分ほどで食事が完成し、洗い物も少なく済む、とても便利な調理器具なんです。ずぼらな私にはぴったり!

蒸し料理の魅力は、油を使わずヘルシーに仕上がること。茹でるよりもビタミンCなどの水溶性栄養素が逃げにくいのも嬉しいポイントです。電子レンジも油を使わない加熱方法ですが、マイクロ波で食材の内側の水分を温めるのに対し、せいろは蒸気で包み込みながら加熱するので、仕上がりがふっくらします。

食材の旨みを引き出す調理法

何を蒸しても美味しくなりますが、私のおすすめはジャガイモやレンコンなどの根菜類、そして市販のシュウマイ。レンジで温めたものも美味しいですが、せいろで蒸したものは全く違う美味しさになりますよ。

💡 蒸して美味しい旬の野菜


▶ 秋の愛され野菜「さつまいも」の魅力

ステンレス製の蒸し器も便利ですが、せいろの魅力はそのまま食卓に出せること。ふたを開けた瞬間の木の香りと湯気が、食卓を特別な雰囲気にしてくれます。
また、段を重ねることで複数の料理を一度に作れるので、調理時間も大幅に短縮できます。

使い方とお手入れのポイント

せいろで蒸し料理

せいろの使い方は簡単!
① 鍋に8分目ほどの水を入れ、沸騰させる
② せいろをたっぷりの水で濡らす
③ お湯が沸く間に、食材をせいろに並べる ※肉や調味料で汚れそうな場合は、蒸し布・キッチンペーパー・葉物野菜を敷くと◎
④ 鍋の湯が沸騰したら、せいろをのせてふたをし、蒸す ※鍋のサイズが合わない場合は「蒸し板」を使うと便利
⑤ 約20分で完成! お好みの調味料でどうぞ

お手入れも簡単!
せいろは洗剤を使わず、お湯でこすり洗いするか、固く絞った布巾で拭くだけでOK。大事なのは しっかり乾かすこと! 風通しの良い場所で保管してください。私は袋に入れて引き出しにしまい、カビだらけにしてしまったことがあります…。

🚚 食品物流のプロのひとことメモ

【輸送中の「カビ」を防ぐ湿気対策】

せいろのお手入れと同様、物流においても「湿気(カビ)」は大敵です。特に赤道直下を通る海上コンテナ輸送では、昼夜の寒暖差でコンテナ内部に大量の結露が発生する「コンテナレイン」という現象が起き、商品がカビるリスクがあります。
日新では、強力な乾燥剤の投入や、吸湿性のある内装材を使用するなど、お預かりした大切な商品を湿気から守る対策を徹底しています。

せいろの種類と選び方

様々なせいろ

せいろには 和せいろ と 中華せいろ があります。一般的に売られているのは中華せいろで、私が使っているのもこれ。
材質はヒノキ・竹・杉の3種類があり、ヒノキは高級品ですが、竹や杉のものは手頃な価格で、安いものなら 1,000円以下 で購入できます。
実は 竹や杉のせいろは消耗品。網目がほどけたり壊れたりしたら、新しいものに買い替えましょう。

せいろ料理を調べるほど、レシピの奥深さに驚かされます。
今日は何を蒸そうかな?
「せいろを使ってみたい!」と思った方、いらっしゃいますか?
この冬はぜひ、せいろ蒸しにチャレンジして 幸せな湯気 を楽しみましょう!(K.O.)

食品・雑貨の輸入物流でお困りですか?

「輸送中の結露やカビによるダメージを防ぎたい」
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日新は、食品物流で培った繊細な管理ノウハウを活かし、雑貨や資材の輸送も高品質にサポートします。