「“腸活”が性格を変える!?」
2024年も残り少なくなり2025年が近づいてきていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
年末年始はクリスマスや忘年会、新年会など、楽しいイベントが盛りだくさんですね。家族やパートナーと素敵な時間を過ごす予定の方も多いことでしょう。
そして、クリスマスケーキやおせち料理、年越しそばなど、美味しい料理が目白押し。ついついお酒も進んでしまうかもしれませんね。
さて、少し話題を変えて、皆さんは「腸活」という言葉をご存じですか?
「便」や「ヨーグルト」を連想する方もいるかもしれませんが、簡単に言うと、腸活とは「腸内環境を良い状態に整えるための活動」のことです。
腸活の方法には、食事、睡眠、運動などさまざまな要素がありますが、最も重要なのは「食事」だと私は考えています。
そもそも、腸内には約1,000種類以上、100兆個もの腸内細菌が住んでおり、大きく次の3種類に分類されます。
• 善玉菌: 腸や身体に良い影響を与える細菌(乳酸菌、ビフィズス菌など)
• 悪玉菌: 腸や身体に悪い影響を与える細菌(大腸菌など)
• 日和見菌(ひよりみきん): 状況に応じて、善玉菌または悪玉菌に味方する細菌
ここで、日々の食事でどのようなものを摂っているか思い出してみてください。
例えば、添加物が多いコンビニ弁当やスーパーのお惣菜、外食中心の生活を続けていると、悪玉菌が増えやすくなります。悪玉菌が増えすぎると、肌荒れや免疫力の低下などを引き起こしやすくなるため、善玉菌を増やして腸内細菌のバランスを整えることが重要です。理想的なバランスは、善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1とされています。
善玉菌そのものを増やす食材や、善玉菌のエサになる食物繊維のことについては情報がたくさんありますのでぜひご自分でも調べてみてください。
そして実は、腸活を行うことでヒトの性格が変わるとも言われています。
たとえば、鬱っぽいボディビルダーを見たことがありますか?彼らは体づくりの一環として、非常に食事に気を使っています。明るく元気な人が多い印象があることは皆さんも感じているところでしょう。一方、外食中心で食事に気を使わない生活をしている人は、どこか活力がないことも。腸活には、性格や気分を変える可能性さえあるのです。
年末年始はどうしても食生活が乱れがち、悪玉菌が増えやすい時期です。その結果、体調を崩してしまってはせっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。
だからこそ、今から腸活を始めて、健康的で楽しい年末年始を迎えましょう!(A.A.)