「ジェトロが“はじめて輸出”を応援しています」

このコラムをご覧になっている皆さんにはご存じの方も多いと思いますが、あらためてジェトロについてご紹介させていただきます。
ジェトロ(JETRO)とは独立行政法人日本貿易振興機構(Japan External Trade Organization)の略称で、貿易・投資促進と開発途上国研究を通じ、日本の経済・社会の更なる発展に貢献することを目指す組織です。地方企業の海外進出・輸出や、地方への外資誘致を支援にも力を入れており、全都道府県51か所に窓口を設けています。
当社も海外ビジネスを物流から支える“ジェトロ・メンバーズ”として会員登録をしており、ジェトロを始めとした関係機関の支援を受けて輸送などの検討に入った企業様より数多くのご依頼やご相談を頂戴しております。

そんなジェトロでは現在「新規輸出1万者(社)支援プログラム」を展開しており、海外との取引経験の無い企業様はもとより自社製品を海外のより多くの方に知ってほしい企業様を対象として、現地バイヤーとの交渉支援、ブランディングやプロモーションなどの方法アドバイス、海外の法規制情報や容器やデザインのルール情報の収集はもちろん、現地の売れ筋商品情報や価格設定にいたるまでの至れり尽くせりの支援が受けられて、新規に輸出を検討されている企業様にも「この機会に輸出を始めてみよう」と一歩踏み出せる好機となっています。

また、今回のプログラム以外にもBtoBマッチングサイトに登録してバイヤーが探している商品の紹介が受けられたり、輸出商談の事前準備後の商社マッチング、国内外の商談会・展示会、越境EC、ハンズオン支援事業に参加するためのセッティングなど、充実した支援体制が準備されています。

最近では、ジェトロがウクライナの首都キーウに現地事務所を開設し、職員を常駐させて現地で経済復興に貢献する日系企業をサポートするとのニュースもありましたし、日本などが参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定に新たにイギリスが加わる形で今年12月15日までに発効する見通しになりました。これによりTPPの経済圏が初めて欧州に広がることになり食品海外ビジネスのチャンスが拡大を続けています。
日新は、一貫輸送のご提案など多角度から海外とのお取引をサポートさせていただいております。まずは下欄の“お問い合わせ”をクリックお願いいたします。(M.S.)