世界が驚く「生で食べる」日本のたまご。輸出拡大の舞台裏 | 株式会社日新
日本の食卓に欠かせない「たまご」。すき焼きにくぐらせたり、ご飯に落として卵かけご飯にしたりと、私たちは当たり前のように「生」で食べています。
しかし一歩海外へ出ると、これは驚異的なカルチャーショックへと変わります。海外では「卵は加熱して食べるもの」が鉄則。そんな常識を覆し、日本産の鶏卵がアジアを中心にブームを巻き起こしています。
1. 圧倒的シェアを誇る「香港」
日本の鶏卵輸出は、近年成長を続けています。その主な舞台となっているのがアジア圏です。 特に突出しているのが香港で、なんと日本の鶏卵輸出全体の9割以上を占めています。 実際に当社でも、香港向けの輸出を行っています。
2. なぜ「生食」ができるのか? 驚異の衛生クオリティ
海外の卵が生で食べられない最大の理由は、サルモネラ菌などによる食中毒のリスクです。 日本の養鶏場や選別包装施設が誇る徹底した衛生管理のもと集卵された卵は、自動化された最新マシンで瞬時に洗浄・殺菌され、ひび割れや血液の混入がないか厳しくチェックされます。この厳格なシステムこそが、世界で唯一とも言える「生で食べられる卵」の安全性を支えているのです。
さらに日本の卵は「黄身が濃厚でコクがある」と味覚の面でも大絶賛されており、現地の日本食ブーム(すき焼きやラーメンの半熟卵など)も人気を大きく後押ししています。
3. 鮮度を落とさず海を渡る技術と、立ちはだかる壁
コンテナ内の温度を一定に保てる「リーファーコンテナ(冷蔵コンテナ)」を使い、国内の流通時と変わらない低温状態をキープしたまま海を渡ります。
一方で、常に隣り合わせの「リスク」もあります。それが鳥インフルエンザです。 国内でひとたび発生すると、輸出先の国々から一時輸入停止措置を取られてしまうケースが後を絶ちません。実際に2023年度においては、鳥インフルエンザの影響により前年度から大幅に輸出が減少しました。いかに「日本産=安全・美味」というブランド価値を維持し、安定供給を続けられるかが今後の鍵となります。
4.日本の「当たり前」は、世界の「最高峰」
私たちが毎日のように何気なく食べている卵。そこには、世界に誇れる日本の衛生技術と、生産者の並々ならぬこだわりが詰まっています。
その想いに応えるべく、私たち日新は輸出方法のご提案、通関対応、コンテナ作業など、すべてを一貫して対応しております。食品の輸出に関して、お困りごとがございましたらぜひご相談ください。(T.Y.)
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「生で食べられる」ほどの安全性を誇る日本の鶏卵ですが、その品質を海外まで維持するには、輸送中の徹底した温度管理が不可欠です。
日新では、温度を一定に保つ「リーファーコンテナ」を活用した海上輸送から、鳥インフルエンザ等に伴う複雑な検疫・通関手続きまで、食品物流のプロフェッショナルとして鶏卵の安定した輸出を強力にサポートしています。
現場のスタッフが執筆しています
当サイトのコラムは、日新の現役社員(通関士・輸送手配担当・営業担当など)が、日々の業務で培った経験をもとに自ら執筆しています。
文章のプロではありませんが、「物流のプロ」として、現場のリアルな空気感や専門知識を、等身大の言葉でお伝えできれば幸いです。
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