「お酒に飲まれない方法」
皆さん、こんにちは!
最近はすっかり暖かくなり、過ごしやすい季節になりましたね。春の訪れに、私も心が弾んでいます。春といえば、出会いと別れの季節。歓送迎会が増え、お酒を飲む機会も多くなる時期です。楽しい飲み会ですが、つい飲み過ぎてしまい、翌日後悔した経験がある方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、「お酒に飲まれずに楽しむ方法」についてお話しします。ぜひご参考になさってください。
・お酒を飲むと体はどう変化する?
そもそも、お酒を飲むと体にどのような変化が起こるのでしょうか?
アルコールは、体内に入ると約20%が胃、約80%が小腸から吸収され、血液を通じて全身を巡ります。そして肝臓で分解されますが、一部は脳に到達し、麻痺を引き起こします。これが「酔う」という状態です。
酔いの程度は脳内のアルコール濃度によって決まりますが、直接測定することはできません。そのため、血中アルコール濃度を指標として判断されます。
・酔いの進行段階
1.ほろ酔い・・アルコールはまず「大脳新皮質」を麻痺させます。大脳新皮質は理性を司るため、その働きが鈍ると、本能や感情を司る「大脳辺縁系」の活動が活発になります。その結果、陽気になったり、幸福感を覚えたりします。
2.酩酊(めいてい)・・さらに飲み進めると、麻痺が「大脳辺縁系」や「小脳」にまで及びます。これにより、呂律が回らなくなったり、千鳥足になったりします。
3.泥酔・昏睡・・さらにアルコール摂取を続け、麻痺が「延髄」に達すると、泥酔状態を経て昏睡状態になり、最悪の場合、命に関わる危険もあります。
・お酒に飲まれないための対策
酔いを防ぐためには、アルコールの吸収を抑え、血中アルコール濃度の急上昇を防ぐことが重要です。具体的な対策として、以下の方法が有効です。
1. 飲む前に食べ物を摂る
空腹時にお酒を飲むと、アルコールが急速に吸収され、酔いやすくなります。飲む前や飲んでいる最中には、何か食べるようにしましょう。特に、肉や魚、チーズなど脂質やタンパク質を含む食品がおすすめです。
2. チェイサーを飲む
お酒と一緒に水やソフトドリンクを飲むことで、アルコールの濃度を抑え、吸収をゆるやかにすることができます。
3. ゆっくり飲む
一気飲みは非常に危険です。急激にアルコールが体内に入ると、肝臓での処理が追いつかず、血中アルコール濃度が急上昇してしまいます。ゆっくり味わいながら飲むことを心がけましょう。
・まとめ
お酒を楽しむためには、「適量を守ること」が何より大切です。上手にお酒と付き合いながら、楽しい飲み会にしてくださいね。
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