【物流コラム】冷凍倉庫が足りない?「2026年問題」の対策と寄託保管/食品物流・冷凍保管の日新
「商品を入荷したいのに、どこの倉庫も満杯で断られた」
「長年使っていた倉庫が、老朽化で閉鎖することになった」
実は、今、食品メーカーや商社の物流担当者様から、こうした悲鳴にも似たご相談が急増しています。
トラックドライバー不足が叫ばれた「2024年問題」に続き、いま物流業界に静かに、しかし確実に迫っているのが「冷蔵倉庫の2026年問題」です。
今回は、なぜ今これほどまでに保管場所(庫腹)が足りないのか、その背景と、保管難民にならないための「主要港・寄託(きたく)倉庫」の活用術について解説します。
1. 倉庫業界を襲う「2026年問題」とは?
まず、ひとことで言えば、「古い冷凍倉庫が一斉に使えなくなる(建て替えが必要になる)期限」が迫っている問題です。
具体的には、主な要因として以下の2つが挙げられます。
① 特定フロン規制(環境問題)
かつて主流だった冷媒(R-22など)が、オゾン層保護法により2020年に生産全廃となりました。
そのため、既存設備のメンテナンスが困難になり、多くの倉庫が「設備の入れ替え」か「廃業」かの選択を迫られています。
② 施設の老朽化ラッシュ
日本の冷蔵倉庫の多くは高度経済成長期に建設され、築40~50年を迎えています。
しかし、建て替え工事の間、その倉庫のキャパシティはゼロになります。これが現在の「庫腹(保管スペース)不足」の主犯です。
2. 「スポット貸し」が見つからない理由
さらに、これに加え、EC通販(冷凍食品のお取り寄せなど)の拡大により、冷凍在庫の需要自体は爆発的に増えています。
「需要は増えるが、供給(倉庫)は減る」という最悪の需給バランスにより、特に首都圏や阪神港周辺の倉庫は常に満床状態です。
一方で、これまでのように「繁忙期だけちょっと借りたい(スポット保管)」という依頼は、倉庫会社側にとって管理の手間がかかるため、優先順位を下げられがちです。
その結果、「荷物は港に着いたのに、行き場がない」という事態が発生しています。
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3. 解決策:主要港の「寄託」倉庫を押さえる
そこで、この「保管難民」状態を脱却するためには、戦略を変える必要があります。
おすすめなのが、主要港(京浜・阪神)に拠点を持つ物流会社への「寄託(きたく)」依頼です。
- 賃貸借(スペース貸し):場所だけ借りて、管理は自社。空きが出にくい。
- 寄託(きたく):倉庫会社に荷物を預け、入出庫・温度管理まで任せる契約。
実際に、日新は、輸入食品の玄関口である「神戸港(摩耶)」や「東京港(平和島)」などの要衝に、大型の冷蔵冷凍倉庫拠点を構えています。
また、単なる保管だけでなく、「通関→ドレージ輸送→保管→配送」までをセットでご依頼いただくことで、物流全体を最適化し、安定したスペース確保が可能になります。
🏭 日新の倉庫ネットワーク(一例)
- 神戸摩耶冷蔵物流センター:神戸港直結。西日本のマザーデポとして機能。
- 平和島冷蔵物流センター:東京港・羽田空港至近。首都圏配送の要。
- その他、北海道から九州まで提携倉庫ネットワークあり。
「来月入ってくるコンテナの置き場がない…」と悩む前に、まずは「通関とセット」でご相談ください。
つまり、物流のプロが、パズルを組み合わせるように最適な保管スキームをご提案します。
現場のスタッフが執筆しています
当サイトのコラムは、日新の現役社員(通関士・輸送手配担当・営業担当など)が、日々の業務で培った経験をもとに自ら執筆しています。
文章のプロではありませんが、「物流のプロ」として、現場のリアルな空気感や専門知識を、等身大の言葉でお伝えできれば幸いです。
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- 輸入貨物の保管先が見つからない
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※品目・パレット数・温度帯などの情報があるとスムーズです。
